原丈人氏 講演会「公益資本主義による成長戦略を大阪へ」を開催しました
平成28年9月9日(金)18時半から毎日新聞オーバルホールにおいて、世界的なベンチャーキャピタリストで内閣府本府参与を務める原丈人氏による講演会「公益資本主義による成長戦略を大阪へ」を開催しました(後援:毎日新聞社)。会場には、会社経営のトップを担う経済人をはじめ、アントレプレナーを目指す方、本学学生や教職員など約400人の参加がありました。
1部の基調講演では、日本が発する社会全体の利益を考える公益資本主義は、「会社とは公器」であり、経営者だけでなく従業員や顧客、株主、地域社会など、会社がかかわるすべてに利益を分配していくという中期的な視野を持ち、目先の利益を追う欧米国型の株主資本主義や中国型の国家資本主義と違って、いまこそ世界的に必要とされている考え方だと話されました。
2部のディスカッションでは、荒川哲男学長や青木豊彦学長特別顧問、塚本喜左衛門氏(沙巴体育平台同窓会京滋支部長)とともに原丈人氏を囲み、経営学研究科 山田仁一郎教授の進行のもと、なごやかな雰囲気の中、激動する社会の中で果たす大学の役割についてや、真のグローバルとはなにか等、中身の濃い内容となりました。