医学研究科
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理念
博士課程においては、平成12年度に都市医学、老年医学や遺伝子治療など新しく発展してきた医学医療の分野に十分対応するため再編を行い、現在、基礎医科学専攻と臨床医科学専攻の2専攻と8つの大講座で構成されています。
また、平成20年度より、高い臨床能力と研究能力を併せ持った腫瘍専門医師の養成を目指した、がん薬物療法専門医養成コースと放射線腫瘍専門医養成コースを臨床医科学専攻内に開設し、さらに、平成24年度よりがん臨床研究指導者養成コース、腫瘍外科専門医養成コース、医学物理士養成コースを増設しました。
平成14年度に、今後の医学?医療の裾野の拡大による幅広い人材の育成を目指して修士課程を設置し、社会人も受け入れています。
- 智?仁?勇の基本理念のもとで、人のもつ悩みや痛みを受け止めることができ、深く暖かい心をもった、高度な医療を実践する人を育てます。
- 最先端の創造的な医学研究を達成できる、世界的に活躍する研究指導者を育てます。
人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的
修士課程
- 高度な最先端の医学知識や技術を修得する医療人、研究者、企業人を育成する。
博士課程? <(基礎医科学専攻)(臨床医科学専攻)共通>
- 最先端研究を先導的に推進し、独創性に富み、世界的に活躍する医学研究者を育成する。
- 大学、研究機関における基礎的あるいは臨床的研究をリードする指導者を育成する。
ディプロマ?ポリシー(学位授与の方針)
修士課程
修士課程において2年以上(優れた業績をあげた者については、1年以上)在学して、必須科目を含む30単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査及び試験に合格し、以下に定める項目において「智?仁?勇」を兼ね備えたと認定された学生に学位を授与します。
- 生命現象、自然科学、医学の知識を身につけている
- 医学の進歩に貢献する能力を身につけている
- 国際的視野をもち、世界を舞台に活躍する能力を身につけている
- 医学研究に必要な高い倫理観を身につけている
博士課程
博士課程において4年以上(優れた研究業績をあげた者については、3年以上)在学して、必須科目を含む30単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、研究科が規定する専門学術誌に受理された学位論文の審査及び試験に合格し、以下に定める項目において「智?仁?勇」を兼ね備えたと認定された学生に学位を授与します。
- 最先端の医学研究を企画、遂行、情報発信する能力を有している
- 未知の生命現象を解明する能力を有している
- 先進医療を創造する能力を有している
- 国際的視野をもち、世界を舞台に活躍する能力を有している
- 医学研究に必要な高い倫理観を身につけている
博士学位論文の要件
(1)? 専門学術誌に公表された原著論文であること
(2)? 単著論文または、PubMed, Science Citation Index Expanded, SciFinder Scholarのいずれかに収録されている専門学術誌に公表された英文筆頭論文であること
早期課程修了の要件
(1)? 2編以上の英文筆頭原著論文を有し、うち主論文とする1編は当該分野において極めて評価の高い専門学術誌に公表されていること
(2)? 副論文は1編がPubMed, Science Citation Index Expanded, SciFinder Scholarのいずれかに収録されている専門学術誌に掲載されていること
(3)? 特に優れた研究能力と豊かな学識を有していること
カリキュラム?ポリシー(教育課程編成?実施の方針)
基本理念である「智?仁?勇」を兼ね備え、高度な倫理観のもと、最先端医療の実践、創造的な医学研究の達成により、世界的に活躍する研究指導者を育てるため、次のとおり教育課程を編成しています。
修士課程
- 文系?理系を問わず、様々な分野で学んできた学生が、医療倫理を理解し、幅広い医学の基礎知識を身につけ、最先端の医学研究に触れることを目的として共通教育科目を設置し、講義、演習を行います。
- 医療および健康支援従事者、医歯薬関連研究者として医学の進歩に貢献する能力を身につけることを目的として、専門教育科目を設置し、講義、演習を行います。
- 医科学研究の広領域化と高度職業人の養成を踏まえて、国際的視野をもつ学生の研究能力を高めるため、特別研究科目を設置し、研究指導を行います。
博士課程
- 医学研究に必要な高度な倫理観を身につけるために、研究者の行動規範に関する講義を必修として設置します。
- 共通教育科目を必修として設置し、医学研究概論および基本演習において医学研究を行うにあたり基本的かつ初歩的な実験?研究方法の理論、結果の解析および評価、英語論文作成を習得するために、講義、演習を行います。医学研究セミナーにおいて先端的、国際的研究を認識し、研究動機、態度の形成をはかる総合演習を行います。
- 専門分野における最新知識と先進的技術の習得を目的とした専門教育科目を設置し、講義、演習を行います。
- 自立して研究を企画?遂行?情報発信できる能力を習得できるよう、各学生に応じた個別の研究指導を行います。
- がんプロフェショナル養成基盤推進プランでは、阪神地区の国公私立7大学の医学、看護学、薬学系大学院研究科が連携し、高度ながん診療と研究を実践できる人材を養成するために、臓器横断的な講義、演習、実習および多職種医療専門人とのチーム医療ができるよう演習、実習を行います。
アドミッション?ポリシー(入学者受入れの方針)
「智?仁?勇」の基本理念を尊重する学生を受け入れます。研究科では、次の各項目に当てはまる人材を求めています。
修士課程
- 生命現象に興味を持ち、自然科学を理解する人
- 医学知識と技術を習得する能力を持つ人
- 医療および健康支援従事者、医歯薬関連研究者として貢献できる人
- 国際的視野をもち、世界を舞台に活躍できる人
博士課程
- 最先端の医学研究に先進的に挑戦する人
- 未知の生命現象を解明する意欲のある人
- 先進医療を創造する意欲のある人
- 国際的視野をもち、世界を舞台に活躍できる人
専攻構成
基礎医科学専攻(博士課程)
臨床医科学専攻(博士課程)
医科学専攻(修士課程)
卒業生の進路
医学研究科 修士課程 |
沙巴体育平台医学部附属病院、大阪大学医学部附属病院、国立循環器病センター、武田薬品工業(株)、森ノ宮医療大学 | 沙巴体育平台大学院、京都大学大学院 |
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医学研究科 博士課程 |
沙巴体育平台医学部附属病院、大阪市立総合医療センター、済生会中津病院、ベルランド総合病院、沙巴体育平台大学院医学研究科、京都大学大学院医学研究科 | ー |