創造都市研究科(募集停止)
創造都市研究科ホームページ http://www.gscc.osaka-cu.ac.jp/
理念
都市は、これまで数多くの文化、芸術、学問、思想、ビジネス、生活スタイルなどを生み出す中心となってきました。それこそが都市の活力であり、発展の基盤でもあったのです。創造都市とは、このような創造機能を十全に発揮する要件を備えた都市概念であり、その創造都市を実現するための方法論なのです。
このように、創造都市とは都市本来の機能を十全に発揮した都市のことですが、近年、世界の大都市では、こうした機能が働かず、沈滞?衰退する都市も見られるようになってきました。
創造都市は、沈滞する都市を再生する21世紀の都市戦略の中心概念の一つでもあります。創造都市研究科は、都市の活性化を担う人材を養成するために計画された大学院として、世界で初めて、この概念を掲げた研究機関として設立されました。
- わが国有数の社会人向け大学院として、都市の創造活動を担う指導的人材を輩出し、地域の活性化に貢献します。
- 都市の諸問題の解決に取り組む中で、教員?学生が協力して新しい知識を創造します。
- 創造都市実現に必要な知識創造の中心として、世界の大都市経営に貢献しうる知の卓越中心(Center of Excellence)をめざします。
人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的
修士課程
- 各専門分野における実務家?研究者として、より深い専門知識と応用力を有する人材を養成する。
- 都市関連の課題を発見する能力及びその課題を解決する能力を備えた人材を養成する。
- 高度なコミュニケーション能力を備え、国際的にも活躍できる人材を養成する。
博士(後期)課程
- 高度な研究能力を備え、研究?教育の中核を担い、社会に対して主体的に貢献できる人材を養成する。
- 都市関連の各専門領域において独創的な研究を推進できる人材を養成する。
- 都市関連の各専門領域における創造性と問題解決能力を有し、産官学の研究開発領域で十分な指導力を発揮できる人材を養成する。
アドミッション?ポリシー
全学のアドミッションポリシーの下、創造都市研究科は各分野?各領域において設定した都市関連の研究に要する知識を体系的に習得するうえでの基本的な素養となる基礎知識、論理的な思考力、文章力を含む構成力を備えた人材を社会人を中心として求め、専攻?領域ごとに定めた方法によって選抜を行う。
- 修士課程の選考においては、各分野での入学後の学修に必要な知識について口頭での試問を通じて確認するとともに、事前に提出された研究計画に基づいて、文章力を含めた構成力、研究を推進するうえでの構想力を見る。専攻によっては併せて筆答試験を課し、知識や文章力に加えて、課題を把握する力ならびに修了論文作成に必要な論理性を備えているか否かを判定する。
- 博士(後期)課程の選考においては、修了論文等の完成度と研究計画によって適格性、研究の発展可能性について評価する。また、口頭試問によって、研究を遂行するうえで必要な専門知識や実務実績の多寡、分析能力、論理的思考力等について判定する。
3ポリシー(ディプロマ/カリキュラム/アドミッション ポリシー)
?ディプロマポリシー(学位授与の方針)、カリキュラムポリシー(教育課程編成?実施の方針)、アドミッションポリシー(入学者受入の方針)については、以下よりご覧いただけます。
専攻構成
修士課程 都市ビジネス専攻
- アントレプレナーシップ研究分野、アジア?ビジネス研究分野の2研究分野から構成されています。
修士課程 都市政策専攻
- 都市経済?地域政策研究分野、都市公共政策研究分野、都市共生社会研究分野の3研究分野から構成されています。
修士課程 都市情報学専攻
- 知識情報基盤研究分野、情報システム創成研究分野の2研究分野から構成されています。
博士課程 創造都市専攻
- 「創造都市」をキー?コンセプトにした新しいタイプの大学院です。都市政策研究領域、国際地域経済研究領域、事業創造研究領域、共生社会創造研究領域、都市情報環境研究領域の5研究領域から構成されています。
修了生(在籍生)の所属
大阪市役所、大阪府庁、東京都庁、京都市役所、神戸市役所、兵庫県庁、滋賀県庁、奈良県庁、大阪商工会議所、京都商工会議所、尼崎市役所、吹田市役所、堺市役所、高槻市役所、近畿経済産業局、近畿地方整備局、総務省ほか |
修了生の進路
創造都市研究科 修士課程 |
シャープ、森ビル、アジア航測、三菱電機情報ネットワーク、ダイヘン、松下システムソフト、日立インスファーマ | 沙巴体育平台大学院 |
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創造都市研究科 博士課程 |
大学教員、独立行政法人研究員、Yahoo、近鉄百貨店 | - |
※実務経験を有しない卒業生の進路情報です